見城徹見城徹2017年12月01日 14:29グランド・ハイアットでビジネス・ランチの後、念願だった「新国立美術館」の[安藤忠雄展 挑戦]に行った。安藤忠雄さんに「必ず観てくれ」と言われながら中々行けなかった展覧会である。そのスケールに圧倒されると同時に、当たり前だけど、その土地と風景を考え詰めた建築に鳥肌が立った。考えて、考えて、考え抜く。その悪戦苦闘がこんなにも美しくて、生活する人々の呼吸音が聴こえて来る作品を作る。建築ほど「アウフヘーベン」という言葉が似合う作業はあまりないだろう。写真は[光の教会]。1