戸川公夫WEEKLY OCHIAI拝見致しました。物凄い情報量で、今一つひとつを咀嚼しておる処です。皆さん何気なくお話しされてるように見えますが、皆さんの一言一言が、ヒントどころの騒ぎではありません。茶室しかり、そして最後の官能しかり。結局のところ、媒体の特徴を活かして、素晴らしく気持ちのいいコンテンツを創るか。言うは易し。もっともっとのたうち回らないと駄目だと痛感しました。本当にありがとうございました。
見城徹のトーク
トーク情報- 見城徹
見城徹 人間は生まれた瞬間から必ず死ぬ運命にある。
人は死ぬと解っていて何故、生きるのか?
今、外苑通りを車で走っている。明日死ぬと決まっているならば、外の景色は切ないほど愛おしく見えるだろう。諸行無常。生者必滅。今日一日をどれくらい覚悟して生きられるかどうか?目を瞑る。[豊饒の海]の最終巻「天人五衰」を書き終えて45歳で切腹して果てた三島由紀夫を想う。
益荒男が たばさむ太刀の 鞘鳴りに 幾とせ耐へて今日の初霜
散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐
三島由紀夫は二首の辞世を残した。生きるということは死ぬということだ。その覚悟。その虚無。
人は誰もやがて荒野の風になる。