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見城徹
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何度も胸が詰まり、何度も堪え切れずに泣いた。avexの松浦勝人を慕う浜崎あゆみの秘めた切ない恋心。溢れる想いを封印した浜崎あゆみは歌詞で自分の気持ちを伝えるしか手段がなかった。歌詞と現実が縒り合わさってこの世あらざるラヴ・ストーリーが展開される。福岡で暮らしていた母子家庭の無名の女の子が東京で大スターに駆け上るプロセスを、純粋で痛々しい恋愛を軸に描き切った奇跡のような全205頁。206頁目に記された浜崎あゆみの[あとがき]の最後に、 「自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました」 とある。今、切なく苦しい恋をする全ての人に読んで欲しい。

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