見城徹のトーク
トーク情報見城徹 サエサエ 「暗殺」完読。
色々な伏線が張り巡らされていたのに気づいたのは、中盤の元総理が撃たれた後の事でした。
前半は、凶弾に倒れ元首相が死亡した事実が先に頭にあったから、フィクションの「物語」として素直に読み進めてしまい、後半の記者の取材や、含み持つ登場人物達のやり取りになんだか違和感を感じていった、この違和感はなんだろう?と、どことなく頭の片隅にありながらも、物語は人を繋げながらも、ハラハラと進んで行くから、止まらない。
読んで行くうちに、「やられた」と心の中で気付いたのは、「禁懕(きんえん)」の言葉が出てきた時でした。
あーそうか、フィクションなんだ、最初からフィクションなんだ、だから後半は色んな見方、可能性、警察の捜査や、アメリの介入、教団の真相、全てを示唆しているんだ❗❗
前半の物語は当たり前のようで、当たり前じゃないのに、そうであるかのように、読んでしまった私。
ミステリー=謎解き
みたいなイメージが払拭された瞬間でした。
この小説の流れがミステリーだったのか😅
「暗殺」は知る事のない「闇」があり、小説として面白かった。
知識を得る事のできる小説でそれだけでも価値があるのに、それ以上に自分の先入観や、読み方を問われる小説でした。
作家って凄いなぁ。見城徹 サエサエ 久々(3年ぶり)にちゃんと読書をしました。
読むのも、感想を書くもすごく時間がかかってしまった。
3年前までは755で当たり前のようにしていた生活が、忙しさを理由にして怠っていった。
(日常をやり過ごすにいっぱいいっぱいで本当に忙しくて)
そして、そんな自分をずっと責めていた。
人生を小さくして、片隅でひっそり息をして、誰にも気付かれず生きたい。
(精神病みました。)
心配してくれる友人からの連絡も全て、「忙しいから」の理由で断って、行きつけのご飯やさんや、バーにも行かず、仕事と家の往復だけの日常で、買い物も生活用品だけの必要最低限。
それでも、心配し続けてくれる友人に最近救われて、外にでて少しずつ前の自分に戻れてきた気がする。
4月に来た上司と折り合い悪く、戦いが始まったのも、もしかしたら前に進むきっかけになったのかも。
仕事は忙しくて、精神も安定しないけど、755を復帰してまた皆さんの投稿を覗きに足跡つけに行きます。
どんなに忙しく、精神が病んでも、見城さんは、私の心の安定剤でした。
本当に「神」