見城徹見城徹2021年01月04日 15:49この本を最後にして高瀬は編集者を辞めるばかりか、社長の座を退くと聞きました。 もう一度、言わせてくれ。高瀬よ。僕はこうやって生きてきた。 いや、こうやってしか生きられなかった。 君はどうだったのか。君の最後の仕事がこの本であることを僕は誇りに思う。 そのようにして、「編集者という病い」は、今ここに、在る。 ↑ これは太田出版から出版した拙著[編集者という病い](文庫は集英社)の序章の最後の文章である。そうなのだ。僕は今、僕がここに在るようにしか生きられなかった。別の人生などあり得るはずがないのだ。人はたった一つの人生しか生きられない。だから、喜びも悲しみも、歓喜も絶望も、満足も後悔もある。それをちゃんと受け止めて、また歩き出すしかない。選択の連続の毎日を暗闇でジャンプするしかない。 太田出版の社長だった親友の高瀬は既に逝ってしまった。死は全ての人を平等に無に還す。 その最後を目指して僕は泣きながら匍匐前進する。
見城徹8時間前三上雅博三上雅博リシャール・ミル川崎社長も会員様でいつも大変お世話になっております。川崎社長はいつも僕にまで親父への感謝の気持ちやエピソードをとても嬉しそうにお話ししてくださいます。先日もゴルフを誘われたととても喜んでいらっしゃいました。僕もいつも微笑ましくお話を聞かせて頂いております。体調が心配です。1126