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見城徹

5月27日に発売する重信房子の獄中手記 [戦士たちの記録ーパレスチナに生きるー]の推薦文を書いていた。こちらが出したタイトル案は[革命という名の青春]だったが、著者に拒否された。「青春」という言葉に括られたくなかったのだろう。凄く理解出来る。この本は正に「戦士たちの記録」なのだが、タイトルが地味になってしまったのは否めない。しかし、僕としてはこの本を商売として成立させるつもりはないので著者の希望通りにした。 新聞広告の推薦文をここに記す。 涙なしには読めない。 それぞれの闘争。それぞれの革命。それぞれの愛。それぞれの死ーー。この記録から立ち現れる戦士たち一人一人の痛々しいほどの微笑。 1972年5月30日に決行された[リッダ闘争]から50年。 重信房子は21年7ヶ月の刑期を終えて5月28日に出所する。             ーー見城徹(編集者)

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    カレーの隣りあるのは味噌汁です。念のため。
    KOMBUCHAは撮り忘れました。店は確か
    [大泉工場]という名前だったと思います。
    西麻布の交差点に行けば直ぐに判ります。

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ タイトルを何故、[かくしごと]にしたのかの監督の言葉を読んだが、原作通り[嘘]の方が全然良かった。人は皆んな少なからず「嘘」をついて生きている。その「嘘」こそが人間の真実を明らかにする。「嘘」こそが人間の前提だ。そういう作品なのだ。タイトルを[かくしごと]にして表面を隠しても意味がないと僕は思うのだが……。これだけ凄い映画を作った監督が何でタイトルを変えたのか?この映画全編を貫いているのは切なくて哀しい人間の「嘘」だ。「かくしごと」では全くない。「嘘」なんだけどなあ。それで内容がバレるなんてことは全く無い。

  • 見城徹
    見城徹

    つかざるを得ないようにしてついた嘘。
    その哀しい嘘がその人の人生を照らし出す。
    嘘こそがその人間の真実を語っているのだ。
    この映画のタイトルは[嘘]だ。[かくしごと]では軽くなってしまう。完璧なこの映画にたった一つ瑕疵があるとしたら、それはタイトルだ。