三上雅博のトーク
トーク情報- 三上雅博
三上雅博 「シェフ」
何年か前に観たことがありましたが、記憶が曖昧だったので改めて観させてもらいました。
冒頭での登場人物達の気持ちを考えると観ていて胸が苦しくなりました。
シェフが厨房を後にする事となり、孤独の中で料理に狂うシーンには目頭が熱くなりました。そこからは痛々しくて見ていられませんでした。
このシェフが一度全てを失ってから、やっと物語は明るくなってきます。
古ぼけたフードトラックを舞台に作り出される「料理」の数々。そこに至るまでの思い。情熱。その旅の道中に起こる様々な出来事によって、登場人物それぞれの心が浄化されていく様に感じました。
夏休みが終わってしまう前の親子の会話に僕まで寂しくなってしまい泣いてしまいました。そこから先は涙無しでは観れません。感動しました。
この映画に出てくる料理は本当にどれも美味しそうに見えます。皆とても美味しそうに食べます。そしてキューバサンドが無償に食べたくなるのです。今風に言うと「飯テロ」です。ある意味、閲覧注意です。 - 三上雅博
三上雅博 映画「シェフ」の中で、譲り受けた古ぼけたフードトラックを掃除していました。
先日「福や」を始めるにあたり、知人から別の居抜き物件にある厨房機器で使えるものがあったら譲ってくれると言う有難い話を頂きました。
台下冷蔵庫やガスオーブンを譲って頂きました。明るい場所で見ると汚れが酷すぎて絶望しました。全て分解して厚くこびりついた長年の汚れを曇りなく輝くまでひたすら磨くのです。若い子達にはもう捨てましょうと言われました。
映画の中でシェフの息子が汚すぎるトレーを洗いたくないとゴミ箱に捨てる場面と、ほぼ同じ事が起こっていたので凄く共感できました。
その厨房機器も今は大切にされながら福やで輝いてくれています。