「真の指導者とは」石原慎太郎 著 を読んだ!
物凄くいい本!ビックリした!
巻末の参考文献を見れば一目瞭然だけれど、為になる話ばかり。
僕は、指導者でもリーダーでもないからあまり得ることはないと思っていたが大間違い。
石原さんが、どのように指導者足り得たか。
その氷山の一角を見れた気がした。
1962年の初島でのレースで、クルーの命を艦長である石原さんが棄権というかたちで保全したこと。そのことが、石原慎太郎さんの指導者としての象徴的な出来事だそうだ。
サッチャー元首相が「決断」の重要性を説いたように、常に決断の連続。
松下幸之助さん曰く、リーダーシップというものは、「……そして常に、これからという決心、また決心の繰り返しによってこそ、みんなが鍛えられ精神の若さを生む、希望が若さを生み、決心が人間を作るということを忘れてはならないということだ。」
チャーチルの「蛍の話」、信長の「天下布武」、福沢諭吉の「立国は私なり、公にあらざるなり」などなど、歴史を彩った指導者やリーダーのエビソードが満載。
石原慎太郎さんって、凄いよな~。お会いして見たかった。本を読みながら、想った。
幻冬舎文庫として、後世に残る仕事をして頂いた見城さん、ありがとうございます。
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