藤田晋bot藤田晋bot 昨日社内でとある新規サービスをチェック
させてもらった時に、
「もっとエッジを立たせないと」
「これだと埋没しちゃうよ」
という話をしました。
インターネットのサービスは、殊更に 埋没リスクを意識しなければなりません。 リアルの店舗であれば、大通りに出店
すれば前を通り過ぎる通行人が
立ち寄ってくれるかも知れません。
でも、ネットの場合はサイトを知らなければ、立ち寄ることさえないのです。
また、参入障壁が低いこともあって、
ネットサービスは本当に群雄割拠であり、
有象無象でもあり、とにかく星の数ほどの
サービスが出てきます。
普段、自分は自分が知っている、
使っているサービスしか目に入って
こないし、覚えていないので
気づきにくいのかも知れません。
でも、その自分が知ってるサービスは、
実は無数のサービスの屍累々の上に
存在しているのです。
試しに、画期的なサービスを考えて、
これは今までなかったというような
アイデアを閃いたら、
類似したサービスが存在しないか
検索してみてください。
似たコンセプトのものが1つか2つ、
もしくはそれ以上見つかるはずです。
それらは、単に埋没しているのです。
ネットサービスを埋没させない方法は、
いくつかありますが、例を挙げてみましょう。
1)社長や会社自体が注目されている。
そういった会社が出すサービスは、
一挙手一投足が話題になり、
取材され、メディアにも露出されるので、
それだけでも埋没を免れることができます。
IT社長でよく衆目を集めるような
尖った発言を繰り返す人がいますが、
そのためでもあると思います。
それにハマって何が本来の目的だったか
分からなくなる人もいますが。
2)エッジが効いてる。
サービスの切り口が鋭い。明快である。
それ自体がユーザーの関心を引くことが
できれば、埋没を免れます。
他社のサービスですが、ユーザーが
ペアを組んで参加できる
肉会 や焼肉部 は、エッジが効いてます。
珍しいし、分かりやすく、覚えやすく、
焼肉なら気軽だし、と関心を集めてます。
何も焼肉に限定しなくても・・
と思う人もいるかも知れません。
でも、これを「なんでも会」とか
「なんでも部」と言った瞬間に
切り口が悪くなり、
コンセプトを伝えることができずに、
埋没するリスクが高まるのです。
ネットは汎用性を利かせやすいので、
その後の事業展開を考えてコンセプトを
広く取りたくなりがちなので要注意です。
3)癒着がある。
プラットフォームや他社との提携など、
既に多くのユーザーを抱えている
ところとの癒着も有効です。
アメーバに出てくる新規サービスが
埋没しないのは、アメブロやピグなど、
他のサービスを使っている人に対して
お知らせすることができるので、
埋没しにくいのです。
それ以外に、もちろん広告宣伝や
話題作りを頑張るという方法は
あるのですが、それだけに期待して
スタートを切れるほど、
広告宣伝も簡単ではないと考えておいた
ほうが良いでしょう。
広告の情報もまた、世の中に溢れかえって
います。
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