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片雲の風にさそはれて
トーク情報
  • てんあつ
    見城徹見城徹

    たまには場面を張らなければ人生は面白くない。場面を張りながら人は成長して行く。
    少年は男になり、少女はレディになるのだ。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    その時、一同の目が参道の方へ流れる。
    広能が真っ直ぐ霊前に向かって入ってくる。
    その異様に殺気走った表情に、声を呑んで見迎える山守、槇原や大久保、村岡たち。
    広能、周囲を無視して霊前に立ち、じっと坂井の写真を見上げる。
    広能 「鉄つあんーあんた、こがなことして貰おうてて、満足かー満足じゃないよ、のうーわしも、おんなじじゃー」
    いきなり内ポケットから拳銃を抜き出し、射つ。香炉を吹ッ飛ばし、供物の花を吹ッ飛ばし、燈明を吹ッ飛ばす。
    茫然と見守るのみの一同。
    山守 「広能ッ、おまえ、腹くくった上でやっとるんかッ‼︎」
    拳銃を持ったまま山守を振り向く広能。
    広能 「山守さんー弾はまだ残っとるがようー」
    山守 「ーーー‼︎」
    広能、拳銃を蔵い、参会者には一瞥もくれず、踵を返して参道を戻ってゆく。
    シン、と見送る一同の視線の中で、不敵に歩み去ってゆく広能。その、孤独な、殺意に充ちた顔にーー〈「仁義なき戦い」エンドマーク〉

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    プロデューサーの俊藤浩滋・日下部五朗、監督の深作欣二、主演の菅原文太も凄いが、脚本の笠原和夫は凄い。特に最初の[仁義なき戦い]は日本映画史上に残る傑作だ。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    2作目の[仁義なき戦い 広島死闘篇]で特筆すべきは北大路欣也。今のところ北大路欣也の生涯最高の演技と存在感である。この時の北大路欣也は凄かった。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    [仁義なき戦い]の製作陣、監督、脚本、キャストたちは殆どが逝ってしまった。田中邦衛が残っているぐらいか。合掌。

  • てんあつ
    てんあつ

    ↑2020年8月~見城さんの過去のご投稿より。

    今日の見城さんの過去トークからのリトークは以上になります。
    おはようございます。