三上雅博のトーク
トーク情報三上雅博 三上雅博三上雅博 5歳くらいの頃に見た映画「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」の挿入歌だった武田鉄矢「少年期」。
僕は小学生時代この歌が大好きだった。
子供ながらに黄昏て、この歌をひとり口ずさんだ。
大人になるのが怖かった。
早く大人になりたかった。
子供でいる事が辛かった。
ずっと子供のままでいたかった。
大人になるってなんなのだろうと思っていた。
そしてそれは今も変わらず思っている。
https://youtube.com/watch?v=yYl3_9jNZlc&si=5E6tV2_by4bE4B1G- 三上雅博
三上雅博 遊び道具なんて無かったけど、遊びは自分達で考えた。
冬には雪が屋根の高さまで積もるので、屋根の上は僕らの遊び場だった。
一番シュールだった遊びは5人くらいで屋根の上に横一列で並び、ただ立っているだけの遊び。その間ずっと無言。10分くらい経過すると、靴の裏の雪が溶けてきて、立ったまま一人ずつ静かに滑り落ちていく。誰かが落ちてる姿を見ても、落ちていく本人も無言だ。笑ってはいけない。
落ちた人から順に家路につく。バイバイとかは無い。ずっと無言。そうやって一人づつ消えていく。最後の一人になったら勝者だ。
先に落ち、帰り道に振り向いてみんなが無言でまだ立っている姿を見るとシュールすぎて笑ってしまう。
この遊びは実は先に負けた方が勝ちなのだ。