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シンジ
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初代レクサスLS400が目指したのはノイズや振動の無い圧倒的な静粛性で、その開発の柱となったのは“源流対策”。 何か問題点あれば、その源流まで遡って原因を排除する。 静粛性を遮音材や吸音材に頼るのでは無く、音と振動を発生させない様にするという事。 新開発の4リッターV8エンジンを始めとする各部品の精度誤差を今までの10分1という航空機並みに厳しくし、エンジン→トランスミッション→プロペラシャフト→リアデフという出力軸を一直線とする等の基本的な対策を施し、ボディも床下はフラットボトム化、ボディパネルの合わせもミリ単位で詰め、空気抵抗や風切り音を低減をすべく風洞実験を徹底した。 結果、その静かさに世界中が驚愕、アメリカで大ヒットし一躍トップブランドの仲間入りを果たした。 世界中のメーカーがこぞってLSを何十台と買い、徹底的に分解し研究したが、特にメルセデスは大きなショックを受け、以後車造りの根幹を大きく変更したのは有名な話。 初代LS開発陣には信念があった、その信念が身を結び圧倒的静粛性という商品価値を産み出し世界中を驚かせた。 Q45からは信念が感じられなかった。今出来る物を全て盛り込みましたというだけで、それらを統合する骨太な信念が無かったと、今更ながら思う。“ジャパンオリジナル”が虚しく聞こえる。 レクサスLS400は、その圧倒的“静かさ”が極めて日本的だと評価されたのは皮肉な話です。

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シンジのトーク
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  • シンジ
    シンジ

    ラーメン屋大盛、着丼から6分。
    美味しくいただきました。

    ラーメン屋に長居は無用。ご馳走さまでした。

  • シンジ
    シンジ
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    昨日の会津若松は気温28℃。
    満開の桜と鶴ヶ城、なんじょだべ?(どうですか?)

    今年の春は暖かぐって、桜が早がったなぁし。

  • シンジ
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    オートモビルカウンシルに展示された、共にロッソフェラーリ(フェラーリの赤)を纏った2台のBB(ベルリネッタボクサー)。
    どっちがどっちか見分けられますか?

  • シンジ
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    こちらが「フェラーリ365GT4/BB」。
    「フェラーリ365GTB/4(デイトナ)」の後継としてデビューした、4.4リッター12気筒エンジンを初めてミッドマウントしたフラッグシップ。
    ベルリネッタ(クーペ)ボクサー(水平対向エンジン)と言うネーミングだが、エンジンは厳密に言うと“180°V型12気筒”で、水平対向とは向かい合うピストンの動きが違うのです。

  • シンジ
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    そして、こちらが「フェラーリ512BB」。
    マイナーチェンジで排気量を5リッターにアップし、5リッターの12気筒で“512”に。(“365”は1シリンダー当たりの排気量365ccを表しています)
    見分け方は、フロントに追加されたチンスポイラーと、リアホイールハウス前に開けられたNACAダクト。
    まぁ、リアコンビランプが丸型3つから丸型2つになったのでリアビューを見れば一発なんですけど。