見城徹見城徹2018年10月30日 08:32しかし、これはふれておかねばならない。 『あしたのジョー』がマンガの最高傑作であるのは、主人公ジョーの迷走と彷徨さえ、きちんと表現することができているからだ。ほかのどんな作品が、友の命を奪ってしまった男の苦しみを描くことができただろう。ここには拳闘というスポーツの本質とともに、人間という存在の本質も表現されている。
見城徹見城徹10時間前↑ タイトルを何故、[かくしごと]にしたのかの監督の言葉を読んだが、原作通り[嘘]の方が全然良かった。人は皆んな少なからず「嘘」をついて生きている。その「嘘」こそが人間の真実を明らかにする。「嘘」こそが人間の前提だ。そういう作品なのだ。タイトルを[かくしごと]にして表面を隠しても意味がないと僕は思うのだが……。これだけ凄い映画を作った監督が何でタイトルを変えたのか?この映画全編を貫いているのは切なくて哀しい人間の「嘘」だ。「かくしごと」では全くない。「嘘」なんだけどなあ。それで内容がバレるなんてことは全く無い。352
見城徹見城徹10時間前つかざるを得ないようにしてついた嘘。その哀しい嘘がその人の人生を照らし出す。嘘こそがその人間の真実を語っているのだ。この映画のタイトルは[嘘]だ。[かくしごと]では軽くなってしまう。完璧なこの映画にたった一つ瑕疵があるとしたら、それはタイトルだ。192
見城徹7時間前三上雅博三上雅博絶望的なハードルが怒涛の様に押し寄せる。振り返っても地獄。前を見ても地獄。そんな時、親父の言葉で僕は奮起し無数の敵のど真ん中へ飛び込んでいける。今日は親父の言葉に感動と感謝で涙が止まりません。親父、いつも有難う御座います。今後とも驕ることなく精進して参ります。「行く道は精進にして忍びて終わり悔いなし」 ーーー酒井雄哉大阿闍梨の言葉。1140