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見城徹

27年が経って、サントリー・ホールのクーベリックの感動が東宝の試写室で甦るとは思ってもいなかった。原作[蜜蜂と遠雷]を読んでいる間中、聴こえていた音楽の神が完璧な形でこの映画に降臨している。溜息も心臓の鼓動も、足音も言葉も、何もかものシーンが美しい旋律とリズムとなって響いて来る。

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