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見城徹

仕事で身を削るのは当たり前だ。仕事でもないのに相手のために身を削る。見返りを求めない。そして、自分が相手のためにしたことすら忘れる。それは至難の技だ。 自分で汗をかきなさい。 手柄は人に渡しなさい。 そして、それを忘れなさい。 最初の2行は竹下元首相。最後の1行を付け加えたのは日本テレビ氏家元会長。氏家さんは僕によくこう言っていた。 「この歳になっても俺はこの言葉を実行出来ない。特に自分で付け加えた最後の1行は出来ない。見城、お前は出来るようになれ。そうなった時、お前は凄い経営者になる」 氏家さん、僕もまだまだ全く出来ません。

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