見城徹見城徹2020年10月06日 17:27文芸評論家の小川榮太郎が安倍晋三について書いた[約束の日]のタイトルが素晴らしいとよく言われる。山口出身の吉田松陰が処刑された日が新暦に直すと11月25日。三島由紀夫が憲法改正を訴えて自決した日が11月25日。自民党総裁安倍晋三に追い込まれた民主党の野田佳彦総理が衆議院を解散したのが2012年11月16日だから、それを見越して本のタイトルを[約束の日]とした。吉田松陰、三島由紀夫の血脈を受け継ぐ者として安倍晋三を捉え直したのだ。我ながらいいタイトルだったと思う。
見城徹58分前見城徹見城徹1987年度のアカデミー賞。[ラストエンペラー]は作品賞、監督賞、作曲賞などノミネートされた9部門全てでの受賞を達成した。ジョン・ローンがノミネートされていたらどうだっただろう?作曲賞を受賞した坂本龍一に同行して僕も歓喜の渦の中にいた。その場にジョン・ローンがいないのが不思議な気がした。41701
見城徹58分前見城徹見城徹海を眺めていると[永遠]がある気になる。人は皆死ぬ為に生きている。[死]というゴールの消化試合を戦っている。100年後、今生きている人の殆どは死んでいる。68歳。死の瞬間に僕は何を思うだろうか?多分、今眺めている海は永遠に続く。1万年後、誰かが海を眺めて僕と同じことを思うだろうか?131012
見城徹58分前見城徹見城徹[死]を簡単に定義してみる。[死]とは自分が生まれる前の世界に戻ることだ。大正や明治にも縄文の時代にも僕は存在しなかった。ただ[無]だった。そこに還る。一瞬の[生]の時間。意識があり感情がある奇跡の時間。どうせ一夜の夢ならば実をも散らして狂うのみ。行けるところまで行かなきゃ損。231202
見城徹57分前見城徹見城徹高校時代がまるで昨日のようだ。オンリー・イエスタディ。人は一瞬で68歳になる。時間は必ず経つ。一日一日が積み重なって50年後はすぐに来る。あの日、あの時、あの瞬間。もっと考えれば良かった。そう思う。捨てたもの、諦めたもの、別れたもの。その価値を知った時、人生は終わりに近付いている。1411012