2009年のインド映画[3 idiots]を観た。最初は悪ふざけが過ぎると思ったけど、だんだん映画の濃い世界に引き込まれて、時間が経つのも忘れた。
2013年5月の日本公開で、邦題は[きっと、うまくいく]。このとんでもない映画を言葉で説明するのは陳腐になる。観た者にしか解らない感じるしかない映画。単純で複雑、重層する膨大なものがの全身の細胞に染み込んで来る。映画に侵される快楽。温かい涙がジワジワと溢れ出す。2009年にこんなものを作っていたインド映画は凄いの一語。奇跡の映画だ。
「3人のバカ」。完璧な原題だと思う。