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見城徹

明日は[スポーツ報知]で「報知映画賞」ノミネート発表と同時に午後からは選考会。映画、映画、映画の日々がひとまず終わる。試写や劇場で観られるのは僕の場合、年に30本以内。後は10月ぐらいから報知映画賞事務局が届けてくれるサンプルDVDで観ることになる。10月はテレビ朝日全国系列局番組審議委員会があり、僕はテレビ朝日番審委員長として司会・進行を担当する。その準備が大変だ。同時にテレビ朝日系列局の優れたドキュメンタリー番組をその場で表彰する「プログレス賞」を選考しなければならない。つまり、10月は過ごし易い美しい季節の筈だが、僕にとっては毎年地獄の季節でもあるのだ。しかし、これらがあることによって、僕は作品から新しい刺激を浴びる。だから、やめられない。毎年11月の中旬に報知映画賞の選考会が終わると1年が終わった気持になる。後は年末の報知映画賞授賞式を待つだけだ。こんな風に1年は過ぎて行く。12月29日で74歳になる。信じられない。74歳なんて想像もしなかった。来年はどうなるだろう?MLBに熱狂し、映画鑑賞の日々を怒涛のように過ごし、毎月の月次決算に一喜一憂する。戦いのリングは降りない。リングに崩れ落ちて、遠のく意識の中で微笑する。その日はいつ訪れるのか?その日まで息も絶え絶えに進む。来年の今日も一瞬のようにやって来る筈だ。そう。人は死ぬために生きている。その日のために今日を生きる。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    MiRAIMiRAI

    見城さん!!嗚呼!
    (勝手にたまらなくなっています 泣!!)
    いや。勝手に痺れています。
    すみませんが、たまりません!!

  • 見城徹
    MiRAIMiRAI

    勝手に興奮してしまいました。
    恥ずかしいのですが、これが私!
    ありがとうございます。

  • 見城徹
    MiRAIMiRAI
    投稿画像

     昨日行った[Katsu's(逗子)]。

     見城さんと石原慎太郎さんが何度となく通われたイタリアレストラン。
     
     敷居をまたぐことすら身の程知らずだと思うのに、それをまたぬけぬけと恥ずかしげもなく755にアップする。もう何度目だろうか。
     
     行為をすると湧き上がる、矛盾、葛藤、相剋の苦しみ。それでも行為する。私は自分の心にアンカーを打ち込み展開させる為にこのレストランに来る。大袈裟に聞こえると思いますが、かなり真面目にそう思っています。

     お店に入るとまず石原慎太郎さんが持ち込まれた故横山 泰三画伯の絵画に目をやります。
     この絵をみて、最初の頃は霊の世界の女性なのだろうかと思う程度だったのですが、今では[「私」という男の生涯(著 石原慎太郎)」に登場する若い女性の心をイメージしたり、石原さんの短編小説[鱶女(ふかおんな)]をこの絵を重ねたりしながら、ここで食事をする意味を噛み締めています。とても贅沢なことです。

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ MiRAIが何故そんなに興奮するのか?
    それはあることを[カツズ]で企んでいるからです。いい話です。多分、自分で説明するでしょう。